グルジアとの交渉に参加しているロシア代表団のサボリスキ団長は24日、グルジアの首都・トビリシで「ロシア・グルジア双方は、両国関係やグルジアからのロシア軍事基地の撤去などに関する両国の大統領の合同声明草案について合意に達したが、基地の撤去期限ではまだ食い違いがある」と述べました。
サボリスキ団長はさらに「双方は、軍事基地の撤去問題について食い違いがあるものの、この食い違いは補うことができないものではなく、双方は交渉を引き続き行っていく」と表明しました。
これに対し、グルジア代表団の団長でアンタズェ外務次官も「ロシア軍事基地の撤去期限における双方の食い違いはそう大きくない」との考えを示しました。
グルジアとロシアは23日トビリシで、グルジアからのロシア軍事基地の撤去問題について新しいラウンドの交渉を始めており、24日にも数時間にわたる交渉を行ったということです。
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