ナイジェリア北部地区では、8日アフリカの初H5N1型鳥インフルエンザの感染が確認されたことを受けて、一部のアフリカ諸国は感染の蔓延を防止するため、それぞれ緊急措置を講じています。
ナイジェリアの隣国ベニンは、ナイジェリアからの家禽とすべての鳥類製品の輸入を禁止すると共に、死亡した家禽あるいは野生の鳥を発見すれば、直ちに地元の衛生検査検疫部門に報告するよう民衆に求めました。
ニジェール政府は、ナイジェリアからの家禽とすべての家禽類製品の輸入を禁止するだけでなく、数ヶ月前にナイジェリアから輸入された家禽類製品の販売を禁止するほか、危機対応チームを設置しました。
モーリタニアとガボンも、ナイジェリアの鳥類製品の輸入禁止令を出しました。ガボン衛生部門は、人と鳥へのインフルエンザ感染に対する診断・治療技術の習得のため、今週からすべての医療関係者への技術訓練を行うと発表しました。
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