イギリスのリード国防相は30日、イギリス政府は、冷戦後の軍事配備に対する新たな調整を行うため、2009年にドイツから2200人のイギリス軍兵士を撤退させると述べました。
リード国防相はこの日、声明を発表し、「今後の脅威に対する評価によると、軍隊の構造や装備で、新しい任務に適応させるために、我々は兵力の配備に対する全面的な調整を行う必要がある。今回の調整を経て、ドイツに駐留するイギリス軍の人数は21800人ぐらいに減少する」と述べました。
リード国防相はまた、「イラク駐留イギリス軍の人数を減らすことはない」と示しました。
なお、冷戦後の情勢に対して、イギリスはかつて、2004年にその軍事配備に対する調整を行ないました。
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