レバノンを訪問中のイギリスのストロー外相は5日、ベイルートで、「国連安保理第1559号をはじめレバノン問題に関する決議は必ずや執行しなければならない」と強調しました。
ストロー外相はこの日、レバノンのサロハ外相と会談を行い、その後の記者会見で、「安保理第1559号決議の執行についてはいかなる議論の余地もない。この決議はヒズボラ・神の党を含むレバノン国内のすべての民兵組織の武装解除を規定している」と述べました。
ストロー外相は、「去年2月14日に自動車爆弾の襲撃を受けて死亡したハリリ元首相暗殺事件の真相を明らかにすることは、レバノンの将来にとって非常に重要である」としています。
ストロー外相は4日夜、ベイルートに到着し3日間にわたるレバノンへの公式訪問を行っています。
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