イラクを訪れたイギリスのストロー外相は7日バグダッドで、「イラクは、宗派間の相違をなくし、できるだけ早く連立政府を発足させるべきである」と強調しました
ストロー外相は当日バグダッドで、イラクのタラバニ大統領、ジャファリ首相とそれぞれ会談を行った後、記者団に「イギリスはイラクの民族的連立政府のいち早い発足を支持している」と述べた後、去年12月行われた評議会選挙の最終的統計結果を受け入れるようイラク政界の人々に呼びかけました。
ストロー外相はまた、「イギリスのイラク駐留軍は、これから数月間内にイラクから撤退する。また、イギリス駐留軍支配区での治安を完全に保障できる能力を充分にもつとイラク軍が確認してから撤退行動を始める」と述べました。
タラバニ大統領は会談後、「イラク各派は、"民族団結政府"の確立に同意したが、具体的な問題で意見の食い違いが存在している。新しい政府は数週間内に発足するだろう」と述べました。
ジャファリ首相は、「イラク暫定政府は、国内での暴力事件の増加に備え、数日内に新たな治安計画を制定する」と述べました。
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