日本国際協力銀行が30日まとめた調査報告によると、中国の環境保護のために提供してきた円借款は両国にとって相乗効果があり、両国の環境を改善しただけでなく、日本企業にとっても利益があったということです。
「中国環境保護への円借款効果評価報告」と題するこの報告書は、「中国の環境保護のため提供した円借款は三つの面から相乗効果を収めている。中国は円借款で環境保護プロジェクトを実施し、日本から環境保護技術を導入し、多くの日本企業が利益を得た」と指摘しました。
報告は、「日本政府は相乗効果の観点から、中国向けの中長期的な環境保護政策を策定すると同時に、環境保護分野における両国の共同研究と協力を強化すべきだ」と提案しています。
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