WHO・世界保健機構の執行理事会は27日ジュネーブで、中南米の国ベリーズが打ち出した台湾に関わる問題を討議せず、またこれを第59回総会の議事日程に組み入れないことを決めました。
当日の執行理事会会議ではベリーズの代表が発言し、台湾をオブザーバーとして5月に開催されるWHOの第59回総会に出席させるよう提案したものです。
これを受けてWHO 事務局の代表は、「この提案はかなり遅れてだされ、時限に関する規定に違反している、またベリーズは執行理事会のオブザーバーであり、執行理事会の同意なしではその提案は討議できないことになっている」と述べました。
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