韓国のマスメディアが韓国検察当局の責任者の話として伝えたところによりますと、調査の結果、ソウル大学の黄禹錫(ファン・ウソク)教授はES細胞と言われる、胚性幹細胞のクローンに成功しておらず、ES細胞は実在するものではないことが明らかになりました。
調査官は、幹細胞の培養を担当した病院から、99のサンプルを選び出し、遺伝子検査を行なった結果、黄禹錫教授が2005年5月に、アメリカの科学誌「サイエンス」に発表した論文の中に出てくる第2号と第3号胚性幹細胞は発見しておらず、また、この結果は、ソウル大学の調査委員会がこのほど発表した調査結果と一致しています。
韓国検察当局が遺伝子検査によって、黄禹錫教授が2004年2月に「サイエンス」誌に発表した論文の中で触れられた第1号胚性幹細胞も嘘だということが明らかになりました。
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