国連は24日に、「2006年世界経済情勢予測」という報告書を発表しました。この報告書によりますと、2006年、世界経済の成長率が3.3%になると予測されています。アメリカは依然として世界経済の発展を導く主な力であり、中国、インドとその他の発展途上国はますます重要な役割を果たしています。そのうち、発展途上国の経済成長率が先進国より高くなっています。東アジア地域は依然として経済成長率が最も速い地域です。

　この報告書によりますと、2004年の末から発生した自然災害とテロ襲撃はある程度で世界経済発展のスピードを緩めました。これから石油価格の高騰、鳥インフルエンザの感染拡大などの要素が世界経済の安定した成長を脅かすと見込まれています。