投資総額3億3千万元という中国チベットのポダラ宮、ロブリンカ、サキャ寺など重点文化財の修繕工事は8割以上完成したことが最近明らかにされました。
ラサで開かれた文化財保護会議によりますと、チベットのこの三つの文化財に対する修繕工事は2002年6月着工したもので、これまで、ポダら宮とロブリンカの主な建物の修繕、ロブリンカの壁画の修復、サキャ寺にある文物陳列室の設置工事など8割が完成したとのことです。
ポダラ宮は西暦7世紀に建てられたもので、チベットの建築芸術と民族文化の最高成果とされています。また、ロブリンカは世界で規模が最も大きく、最も完全に保存されている庭園建築であり、ポダラ宮とロブリンカはそれぞれ1994年と2001年に「世界遺産リスト」に組み入れられました。さらにサキャ寺はチベット仏教の最も重要な寺院であり、多くのお経と貴重な文化財が所蔵されていることで知られています
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