世界最高峰のチョモランマ峰の麓(ふもと)にあるチベット定日県で発生した山林火災は、5日夜までに鎮火していません。
1日午前中、定日県の灌木林が大面積の火災が発生し、火事が15キロ延焼し、発火場所はチョモランマ峰から約50キロ離れています。火災発生後、地元の森林警察と600人あまりの住民は直ちに現場へ行き、消火活動を展開しました。
火災の場所は峡谷地帯で、雪山の間にあります。出火の場所が多くて、水源地から火災現場が遠く離れていることから、消火は困難を伴っています。