ボリビアの先住民として初めての大統領になるエボ・モラレス氏が22日、首都ラパスで就任宣言をしました。
就任演説でモラレス大統領は、「ボリビアでは、腐敗と貧困問題が依然として深刻化していることから、新自由主義政策は経済・社会問題の解決に無効である。したがって、ボリビアは、新自由主義政策を徹底的に放棄し、国情に基づいて経済発展を促す」と宣言し、麻薬密輸など犯罪への厳しい処理を表明しました。
対外関係について、モラレス大統領は、隣国、とりわけ国交をまだ回復していないチリとの関係の発展と歴史的に残された問題の解決を強調しました。
モラレス氏は、去年12月に行われた大統領選挙で圧倒的な勝利を得て当選したものです。
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