ウクライナのクリミア自治共和国農業政策省は18日、「クリミア地区にあるもう1カ所の村で鳥インフルエンザが発生した」と発表しました。
この村に住む農家でこのほど家禽の同時死亡が発生し、合わせて34羽の鶏やシチメンチョウが死亡しました。検査の結果、鳥インフルエンザウイルスに感染したことが確認されました。
クリミア自治共和国農業政策省の責任者は、「現在、この村の家禽は全部処分された。衛生部門は必要な消毒と防疫の措置を講じて、感染蔓延の防止を強化した」と述べました。
ウクライナ衛生省のデータによりますと、2006年1月13日までに、クリミア地区で合わせて33カ所の住宅地で家禽の大量死亡が発生しましたが、これまでに人への感染例はないということです。
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