WHO・世界保健機関の報告は、「国や区域及び世界的な範囲内から見て、鳥インフルエンザ感染問題を解決するにはまだ、12億ドルの資金が不足している状態である」と指摘しています。
この報告は、17日に北京で開幕した鳥インフルエンザ抑制のための国際資金調達会議で発表されたものですが、WHOの高官は、この会議の席上、「当面、世界の鳥インフルエンザの感染情勢は、非常に深刻であり、感染状態にある関係の諸国と地区は、資金不足という問題を抱えている。これは各国の鳥インフルエンザ抑制に影響を与えている。もし、今回会議でこれら資金問題が解決されれば、世界の鳥インフルエンザ抑制に対する有力な支持となる」と述べました。
伝えられるところによりますと、100あまりの国、地区及び国際機構の約700人の代表は、初日の高官会議に出席し、鳥インフルエンザの感染状況、鳥インフルエンザ抑制に必要な資金額と技術の需要度を主に評価しました。
また、18日の会議は閣僚級会議で、関連の諸国と組織が鳥インフルエンザ抑制に提供する資金額を発表することになっています。
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