東京華僑総会は今日(7日)東京華僑会館で新年会を行いました。これには、東京と首都圏に住む華僑や華人、それに日本駐在中国大使館の程永華公使ら200人あまりが参加しました。
東京華僑総会の符易享会長は挨拶に立ち、「去年、わが国は改革開放の中で引き続き急速な発展を遂げ、第10期5ヵ年計画も予想以上の立派な成果を収めました。今年からスタートする2010年までの第11期5ヵ年計画では調和の取れた全面的なゆとりある社会の建設を構築し、環境保護と省エネルギーに力を入れるとしており、最も重要な時期にあると言えます」とこのように述べた後、「アジアが戦後60周年を迎えた現在、日本の総理の靖国神社参拝問題で、中日関係はなおも深刻な政治的障害に直面しています。"政冷経熱"と言われる中日関係を一刻も早く健全な発展の軌道に戻すことは、中日両国の共通の利益に合致するものであると確信する」と話しました。
符易享会長はさらに「日本にいる60万人あまりの華僑と華人は共に手を携え、華僑、華人社会の発展に全力を注ぎ、次世代の育成を図り、華僑の互助互恵、愛国愛郷の素晴らしい伝統を発揚し、祖国の繁栄と祖国の統一の早期実現の推進、中日の友好交流拡大のために積極的に努力していく」と強調しました。
中国大使館の程永華公使はその挨拶で、中国国内の情勢を紹介し、また華僑や華人が中日両国の交流増進、祖国建設の支援などで果たした大きな役割を称え、今後も更なる努力をしてほしいと要望しました。
|