メキシコ大統領府のスポークスマンは9日、「メキシコの経済相と農業・畜産業・農村開発・漁業・食糧相は来週ワシントンを訪れ、アメリカの各側と会談し、北アメリカ自由貿易協定の枠組に含まれない農産品保護協定の調印について討議する」と発表しました。
これによると「アメリカとカナダ両国政府が北アメリカ自由貿易協定に関する農業条項についての交渉再開を提起したメキシコの求めを拒否した後、メキシコ政府はアメリカと単独で交渉を行うことを決定し、『敏感な農産品』の保護協定調印に努めてきた。メキシコが保護を希望している『敏感な農産品』には白いトウモロコシ、牛乳、豆と糖類など5種類が含まれている。これらの製品はアメリカでの販売量が多いため、その保護協定についてアメリカとまず合意することを希望している」と述べました。
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