メキシコのデルべス外相は30日、「メキシコはアメリカが両国の国境地区により多くの分離フェンスを構築することに反対する、なぜなら、これは両国のずっと未解決の不法移民問題の解決にプラスにならないからだ」と述べました。
これは、デルべス外相が外国の記者のために行った朝食会で述べたものです。
デルべス外相は、「メキシコのこの立場はその矛先をアメリカとブッシュ大統領に向けるだけではなく、一貫したものである」と述べました。
ブッシュ大統領はこのほど、「不法移民のアメリカへの流入をより効果的に防ぐこととテロリズムの脅威を減らすため、アメリカはメキシコと接する国境地区により多くの分離フェンスを構築するつもりである」と述べました。
|