メキシコの民族解放軍の指導者、マコス氏は、2日メキシコ南部の都市で、ほかの先住民団体及び非政府組織の指導者と会談した際、「メキシコ政府は先住民と女性の権利を尊重しなければならない」と強調しました。このことはサパティスタ民族解放軍がこの4年間で初めて公共の場に出ることになります。
報道によりますと、サパティスタ民族解放軍は全国で自動車デモを行い、今年7月に行う予定のメキシコの選挙に影響を与えようとしているということです。
メキシコ大統領スポークスマンは2日、「メキシコ政府は先住民の権利について、サパティスタ民族解放軍と交渉する」と表明しました。
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