イラクスンニ派最大の政党「イラク・イスラム党」は9日、「イラク・イスラム党はイラクの政治プロセスに参加することを堅持する」と強調しました。
同党のスポークスマンは当日、「イラク・イスラム党はイラクの政治プロセスに満足している。政治プロセスは国家の安全と安定を保障し、これによってイラクが外国軍隊の占領から脱出することができる」と述べました。
この発言は、スンニ派政党がイラクの「アルカイダ」の指導者ザルカウィ氏の発言に対する最新の回答だと見られています。ザルカウィ氏は8日、ウェブサイトで流したテープの中で、スンニ派政党が政治プロセスへの参加を放棄するよう呼びかけ、「政治プロセスはスンニ派民衆の権益を犯した」と批判しました。
別の報道によりますと、イラク内務省の付近で当日自爆テロ事件が2件発生し、28人が死亡し、25人が負傷したとのことです。
アメリカホワイトハウスのマクレラン・スポークスマンは9日の記者会見で、「イラク政治改革のプロセス参加することを促進するため、アメリカは、イラクの『抵抗勢力』と接触している」と語りました。
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