『ニューヨークタイムズ』の2日の報道によりますと、アメリカ防衛事務の下請業者、「リンカーン・グループ」は国防総省に頼まれ、イラクスンニ派の宗教学者に報酬を支払い、アメリカ軍のイラクでの宣伝に協力してもらったとのことです。
この報道はさらに、「『リンカーン・グループ』は本部をワシントンに置く会社である。去年の初め頃、国防総省はかつて、イラクで数人のスンニ派宗教学者を物色し、主に国民選挙に参加し、反米組織に加入しないよう、アンバル省のスンニ派を説得することに協力してもらうことを「リンカーン・グループ」に求めていた」と掲載しています。
「リンカーン・グループ」の元社員の話では、「リンカーン・グループ」はその後、3、4人のスンニ派学者を探し出して、有償方式で、アメリカ軍にアドバイスをするとともに、指揮官に報告を提出し、イラクでの宣伝活動に協力してもらったとのことです。
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