イラク駐留アメリカ軍最高指揮官のヴィヵーズ中将は『ニューヨークタイムズ』の6日付の記事で「派別闘争、及び政府部門の効率低下によって、イラク治安部隊は派閥武装勢力になる可能性がある」と述べています。
ヴィヵーズ中将は「イラク政府とその軍隊が独立能力を持つまでに、イラク国防省、内務省の能力を強化しなければならない。同時に、イラク国家の財政とインフラ施設を管理するイラクの石油省、電力省の能力を高め、イラク軍隊に十分な経費支援を提供し、イラク軍がほかの勢力に利用され、派閥武装勢力になることを避けらなければならない。派閥の傾向を持つ者がイラク政府部門或いは軍隊の重要なポストを担当するならば、大きな迷惑になるだろう」と指摘しています。
|