ベラルーシとロシア両国は8日、ベラルーシ経由でEUへのロシアの天然ガス輸出量を増やすことで合意しました。

　ベラルーシ大統領報道局が伝えたところによりますと、ルカシェンコ大統領は当日首都ミンスクでロシアの天然ガス企業であるガスプロムのメドベジェフ副社長と、ベラルーシの天然ガス輸送会社とロシアのガスプロムとの協力について討議しました。双方は、この二つの会社の将来協力する具体的な項目について専門グループを設立することで一致しました。

　会談後、メドベジェフ副社長はメディアに対して、「ガスプロムとベラルーシ天然ガス輸送会社が将来協力する項目には、天然ガス貯蔵能力の向上や、ベラルーシ経由のEUへの天然ガス輸出量拡大などが含まれている」と述べました。