ロシア外務省は6日、声明を発表し、アメリカのライス国務長官がロシアとウクライナ両国間の天然ガス問題について発表した言論に驚いていると表しました。
ライス国務長官は当日、「ロシアとウクライナの天然ガスをめぐる争いで、ロシアはエネルギーを政治的道具にし、『責任のある国際エネルギー供給者』の責任を果たしていない」と述べました。
ロシア外務省は声明の中で、「ライス国務長官の非難が『根拠のないものだ』、ロシア側はこれを全く理解できない」としています。
カメニン外務省スポークスマンも当日、「ロシアとウクライナの天然ガス問題は全く両国間の問題で、アメリカは干渉すべきではない」と語りました。
別の報道によりますと、ウクライナのエハヌロフ首相は6日、「ウクライナは、2006年のロシアからの天然ガス輸入についてロシアと政府間の協定に調印するよう希望する」と述べました。
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