北京市と西蔵(チベット)自治区・拉薩(ラサ)市を結ぶ高速道路のうち、甘粛省内の劉砦柯?白銀、樹屏?徐家磨、清水?嘉峪関の3区間が16日、一斉に開通した。これにより、北京市と青海省西寧市とが高速道路で直接結ばれたことになる。沿線の銀川市(寧夏回族自治区)や蘭州市(甘粛省)といった主要都市も、同高速道路でつながった。
同高速道路は現在、北京市と全国各主要都市を放射状に結ぶ7高速道路の一つとして、建設が進められている。
今回の甘粛省区間の高速化工事では、丹東市(遼寧省)と拉薩を結ぶ幹線国道・丹拉線の高速化が行われた。開通した3区間の建設費は約50億元、総延長は220キロ。3区間の開通により、甘粛省内の高速道路の総延長は1006キロに達し、全国18番目に高速道路総延長が1千キロを突破した省となった。甘粛省交通庁の康軍副庁長によると、蘭州から西寧までの所要時間はわずか2時間、蘭州から銀川は4時間に短縮される。(編集NA)
「人民網日本語版」
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