日本の明仁天皇はこのほど、日本国民が他国とのかかわりにおいて、20世紀の歴史を正しく認識する必要があるとの考えを示した。
明仁天皇は72歳の誕生日に際しての記者会見で、1927年から1945年にかけての期間、日本にはほとんど平和な時がなかったと表明。日本人にとって、過去の歴史をその後の(平和な)時代とともに正しく認識するよう努めることが、世界の人々と交わっていくうえで極めて大切であるとの考えを示した。
さらに、戦後60年にあたって、過去のさまざまな事実が取り上げられ、人々に知られるようになったことに言及。今後とも多くの人々の努力により過去の事実についての知識が正しく継承され、将来に生かされることを願う、と述べた。(編集UM)
「人民網日本語版」
|