日本外務省の谷内正太郎外務事務次官は十九日午後の記者会見で、韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の年内の日本訪問について、「現在のところ、実現する状況になっていない。今年はもう時間もなくなってきている」と述べました。しかし、谷内外務事務次官は、日本側は引き続き、盧武鉉大統領の早期来日を実現したいとしています。
日本の小泉首相が韓国などアジア諸国の反対を省みず、再三に亘って第二次世界大戦中のA級戦犯を祭っている靖国神社を参拝したことから、韓国側は予定の盧武鉉大統領の12月の日本訪問を取りやめました。
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