西蔵(チベット)じゅうたんは、2千年以上の歴史を持つ。古風で自然、そして豪快で濃厚な地域的特色や、豊かな想像力や芸術的デザインから、国内外で人気がある。主な発祥地は青海省や西蔵自治区、原料は牛や羊の毛だ。西蔵民族の独特な文化的背景を源泉として、これまでさまざまな模様や種類が編み出されてきた。これらの手織りじゅうたんは近年、米国、日本、ドイツなど22カ国・地域で販売されている。青海省の年間生産量だけで50万平方メートルを超え、輸出による外貨獲得額は2500万ドルに上る。
「人民網日本語版」