西蔵(チベット)自治区拉薩(ラサ)市の清真大寺は、10世紀中後期に建造された。13世紀、元朝が西蔵に対して主権を行使するようになってから、軍隊や商人のキャラバンとともにイスラム教徒が徐々に西蔵自治区に流入し、拉薩に現在見られるイスラム教徒の主体となった。清真大寺は歴史の風雨を幾度となく経験し、現在は西蔵族、漢民族、イスラムなど多くの文化の特色が融合した寺院となった。建築面積は1160平方メートル以上。通常1日当たりの礼拝者は250~300人で、近年に大陸部から拉薩市に来て商業を営んでいる「新ムスリム」と呼ばれる人々も含む。
写真(上):西蔵自治区拉薩市清真大寺の外観
写真(中):礼拝を終えて清真大寺から出てきたイスラム教徒たち
写真(下):清真大寺で礼拝を行うイスラム教徒
「人民網日本語版」
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