税関がまとめた最新の統計によると、今年1~11月の中国の原油輸入量は1億2千万トンに上り、前年同期比4.4%増加した。通年の輸入量は1億3千万トンの見通しで、増加率は昨年、一昨年に比べ目立って鈍化するとみられる。同期間の製品油輸入量は2825万トン(同17.9%減)だった。
同統計によると、同期間には石炭、鉄鉱砂、大豆の輸入量が急速に増加し、自動車、鋼材は輸入の落ち込みが前年に続き縮小した。同期間の初級製品輸入額は1336億8千万ドルに上り、同26.2%増加した。うち鉄鉱砂の輸入量は2億5千万トン(同32.7%増)、石炭は2316万トン(同40.5%増)。大豆は2398万トン(同33%増)で、うち11月単月の輸入量は255万トンに達し、1~10月の平均を34.2%上回った。
同期間の工業製品輸入額は4620億5千万ドル(前年同期比14.8%増)に上り、輸入総額の77.6%を占めた。うち機械電気製品の輸入額は3139億4千万ドル(同14.6%増)、自動車の輸入量は14万5千台(同9%減)だった。(編集KS)
「人民網日本語版」
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