商務省貿易局の魯建華局長は17日、世界の原油価格問題にふれ、いわゆる「中国石油脅威論」を否定し、「去年、人口が13億にも達している中国の石油輸入量は1億6800万トンで、それほど多いとは言えない」と強調しました。
魯建華局長は、その際、「"世界の原油価格の上昇は中国の石油輸入量の増加によるものだ"という言い方はまったく根拠のないものだ。今、中国のエネルギーの供給は主には自国に頼っており、石炭、石油や天然ガスを含むエネルギー全体の対外依存度は5%にも達していない」と述べました。
国際市場の17日の原油相場が過去最高から5カ月ぶりの安値に下落したことについて魯局長は「これは積極的な現象であり、合理的な下落だ。これ以上下落する余地はまだある」との考えを示しました。
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