アメリカの原油在庫の増加などの影響を受けて、9日の国際市場の原油先物相場は引き続き下落し、ニューヨーク市場の原油先物相場は59ドル以下で取引を終え、この3カ月以来の最低となっています。
当日、ニューヨーク・マーカンタイル取引所のアメリカ産標準油種の12月渡しは前日より0.78ドル下落し、58.93ドルで取引を終えました。
ロンドン国際石油取引所の北海ブレント原油先物相場は前日より0.93ドル下落し、終値は56.88ドルでした。
アメリカエネルギー省が9日発表した最新の統計報告によりますと、11月4日までの1週間、アメリカの原油とガソリンの在庫はそれぞれ増加したとのでこの報告はまた「アメリカ市場のガソリンに対する需要は前年同期を下回ることになる」と見ています。
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