フィリピンのアロヨ大統領は5日、フィリピン訪問中の全国政治協商会議の王忠禹副議長と会見しました。
席上、アロヨ大統領は、「両国の関係は最もいい時期に入っている」と評価した上で、中国の投資や援助に感謝の意を示しました。また、今後の両国関係について、アロヨ大統領は、「今後多くの分野における両国の協力を支持していく。フィリピン政府は引き続き『一つの中国』という政策を堅持する」と強調し、両国関係がより進展することを期待するとの考えを述べました。
これに対して、王忠禹副議長は「国交樹立30年来、両国は政治面における相互信頼が強められ、貿易における成果も著しく、各分野における協力も好調である。特に、今年4月胡錦濤国家主席のフィリピン正式訪問、『コミュニケ』で双方が合意した平和と発展の戦略的な協力関係構築などが、両国国交樹立30周年の重要な成果である」と語りました。
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