フィリピン外務省は29日、イラクに駐在しているフィリピン外交官をバグダッドから一時的に撤退させ、ヨルダンの首都アンマンに移すことを決めました。
フィリピン外務省は29日発表した声明で「最近イラクの自爆事件が頻繁に発生し、数人の外交官がイラクで拉致された。バグダッド駐在外交官の人身の安全が危険にさらされている」と述べました。
今年7月以来、エジプト、バーレーン、アルジェリア及びパキスタンのイラク駐在外交官は相次いで拉致され、その中3人が殺されました。