米国最大の電子証券取引所・ナスダックのグライフェルド社長兼最高経営責任者(CEO)は先月30日、訪問先の清華大学(北京市)での講演終了後、記者会見で今回の訪中の4つの目的を明らかにした。
グライフェルド社長兼CEOによると、ナスダックは中国市場で大きな成功を収めた。現在ナスダックに上場する中国企業は24社を数え、上場株式の時価総額は150億ドルを超える。うち18社は過去2年以内にナスダック上場を果たした。また今年米国で上場した中国企業は8社に上る。
今回の訪中の具体的目的について、グライフェルド社長兼CEOは「中国市場の実際の状況を身をもって体験したかった」と説明。直接の目的として(1)ナスダック上場を果たした中国企業の経営陣と会見する(2)ナスダック上場準備中の中国企業を訪問する(3)中国資本市場方面の主管部門と直接話し合う機会をもつ(4)中国の経済発展情勢をよりよく理解するーーの4点を挙げた。
「人民網日本語版」
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