関係筋によりますと、ここ数年、中国は多方面において外資を導入し、コールベッドメタンの開発や利用を加速しているということです。
中国で唯一、海外協力経営権を持つコールベッドメタン専門会社である中国連合コールベッドメタン株式会社の孫茂遠(ソンモエン)社長の紹介によりますと、会社は、海外の技術や資金を導入して研究や開発を行い、低利息貸付を利用するなど、中国コールベッドメタンの産業化を加速しています。今年、外資利用額が2500万ドルに上る見込みだということです。
孫社長はまた、2010年に、コールベッドメタンの年間生産力が10億立方メートル以上と見ており、それを発電に用いると、毎年の発電量が約30億キロワットアワーに達すると語りました。
コールベッドメタンとは、地中の石炭層に存在するガスで、メタンガスを主な成分としており、発電、化学原料、工業や生活の燃料などに用いられている利用効率の高いクリーンな新エネルギーです。
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