第一回中国の都市間応急システム建設ハイレベルフォーラムが26日、広西チワン族自治区の南寧市で開かれました。参会者たちは、中国で都市間応急システムの建設が急務だと指摘しています。
フォーラムでは、120人余りの専門家は都市応急システムの建設や管理などについて突っ込んだ討議を行い、「災害は常に各地で同時かつ持続的に発生するという特徴を持っている。しかし、関係部門は突発の事件を処理する際、情報の不十分と効率の低下に悩んでいる。そこで、政府の応急能力を向上させ、人々の生命と財産の損失を減少させるため、都市間の応急システムの確立により、各部門は共に資源を享有し、共に行動することを実現させていく」と意見が一致しました。
統計によると、中国では毎年、自然災害や事故、社会事件などによる死傷者が数百万人に上り、6500億元の経済損失が出ているということです。
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