中国東北の黒龍江省ハルビン市供排水グループ有限公司によりますと、松花江の汚染がハルビンまで広がる時間が遅れるため、全市の供水システムを改めて起動させ、市民の貯水量を増やすとのことです。
今月13日、松花江の上流吉林省にある化学工業企業で爆発事件が発生し、松花江の水質が汚染される恐れがあるため、ハルビン市は23日零時から供水を停止し始めました。
しかし、黒龍江省水利部門の予測と専門家たちの討議によりますと、枯水期には水の流れは普段より遅くなり、それだけ松花江の汚染の影響は遅くなりそうです。そのため、23日昼頃から、ハルビン市供排水グループ有限公司は再び供水システムをスタートさせたものです。
ハルビン市内の人口は300万人以上を超え、現在、全市は応急予備案をスタートし、飲用水の供給に取り組んでいます。(11/23)
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