報道によりますと、日本のビール大手メーカー・キリンビールは24日、中国南部の広東省のビール製造会社への出資率を現在の60%から100%に引き上げたと同時に、2007年6月に広東省に新工場を稼動させると発表したとのことです。
今から9年前の1996年に、キリンビールは台湾の食品大手・統一企業と合弁で「珠海麒麟統一ビール」を設けましたが、今回、キリンビールは統一企業が保有する株式の40%を取得して全額出資の形となり、これで、キリンビールの中国での総投資額が約110億円となります。新工場の年間生産能力は既存工場の2倍の20万キロリットルになるとのことです。
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