WHO ・世界保健機関のイ・ジョンウク(李鐘郁)事務局長は17日、ローマで「 鳥インフルエンザによって発生しうる人のインフルエンザの世界各国に対する影響も大きなもので、すべての国は行動を取り、事前にインフルエンザの発生を予防しなければならない」と述べました。
これは、イ・ジョンウク事務局長が当日イタリアのストレィス保健相との会談後行った記者会見で述べたもので、イ・ジョンウク事務局長は「鳥インフルエンザによる人のインフルエンザの勃発時期は判らないが、いつかは勃発するだろう。この脅威を前に世界各国は必ず直ちに行動をとり、事前の予防活動をしっかり行い、伝染病による危害を最小限に抑えていくべきだ」と述べました。
イ・ジョンウク事務局長はまた、「ここ1カ月来、世界各地の製薬企業は鳥インフルエンザワクチンの開発速度を速め、その生産量を増加した。これはその予防と対策に大いに役立っている」と述べました。
|