鳥インフルエンザ対策を協議する国際会議に参加した各国の専門家は8日、鳥インフルエンザの動物間の感染を抑制するため、効果ある国際的な監視システムを設置する重要性を強調し、「いま、この監視システムの強化が進んでいる」と述べました。
この会議では、FAO・国連食糧農業機関の専門家が、「鳥インフルエンザによる脅威を解消するため、動物間の感染拡大の抑制を最優先させる措置と、ウイルスへの人間の接触防止という措置の実施は、鳥インフルエンザに関する正確な情報を即時に伝えることを前提としているので、これには監視システムがなくてはならない」と指摘しています。
WHO・世界保健機関は、動物や人間のインフルエンザに対する監視・警戒システムがますます完備されているとしています。
今回会議で策定される国際行動計画は、監視・警戒システムの強化に重点が置かれるとのことです。
|