農業部は15日、新疆ウイグル自治区の沢普県および烏魯木斉(ウルムチ)県で、高病原性鳥インフルエンザが発生したと発表した。
今月9日、沢普県奎依巴格鎮第一社区の家きん飼育場で、家きん1347羽が死亡した。同日、同自治区獣医部門が状況調査を行い、烏魯木斉県安寧区鎮北大路村二隊の家きん飼育場でも、家きんの死亡が確認された。11日、同自治区動物防疫監督総合局の検査により、これらの家きんの死因は鳥インフルエンザの疑い例と診断され、発症した鳥のサンプルが国家鳥インフルエンザ参考実験室に送られた。14日夜には、同実験室が両ケースともにH5N1型鳥インフルエンザへの感染であることを確認した。
両県ではすでに、発生地点から半径3キロ以内の家きん32万2500羽が処分された。
(編集KS)
「人民網日本語版」
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