ブレア政府は、2日またもショックを受けています。
それによりますと。ブランケット雇用・年金相が2日、スキャンダルにより再度辞職されたことに続いて、クラーク内相がまたも争議ある新しい反テロ法案を撤回すると発表しました。
ビジネス企業から報酬をもらったとして閣僚行動規範に違反したことから、ブランキッド雇用・年金相は2日に辞職を余儀なくされたと明らかにしましたが、これを受けてブレア首相は当日ジョン・ホト氏を新しい雇用・年金相に任命しています。
同じくクラーク内相は、新しい反テロ法案の撤回を発表しましたが、この法案には、「警察はテロ犯罪の容疑者を起訴しないまま最大3ヶ月拘束できる」との内容が盛り込まれたことで、各側から非難を浴び、保守党など主な野党はこの案を否決するとはっきり表明していたものです。
一部の労働党議員が野党陣営に加入したことから、この反テロ法案は議会で採択される可能性がほとんどなくなりましたが、クラーク内相はこれについて「合意に達するため、政府はこの草案について各党派と新ラウンドの協議を行う」と表明しています。
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