APEC・アジア太平洋経済協力会議の主催による鳥インフルエンザサミットが31日、オーストラリアのブリスベンで開かれ、鳥インフルエンザの感染拡大対策について討議しています。
伝えられるところによりますと、このサミットでは、APECの21の加盟国や衛生・検疫部門の高官が、H5N1型鳥インフルエンザの大規模感染の防止における地域協力の強化、感染拡大後での国境封鎖プロセス、ウイルス治療薬やワクチンの提供、それに基本的な医療、交通、商業サービスの正常な展開などのついて意見を交換しています。
オーストラリアのアボット保健相はサミットの席上、各国が感染事情を公開し、透明度を保ち、鳥インフルエンザの大規模感染に対応する計画を早期に制定するよう呼びかけました。
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