2日間に亘って開かれるインフルエンザ抑止ための国際保健担当相会議は24日、カナダの首都オタワで開かれました。
中国、アメリカ、イギリス、インドネシア、メキシコ、南アフリカなどの国の保健相を含む30カ国の保健相及びWHO・世界保健機関、FAO・国連食糧農業機関、OIE・国際獣医事務局の高官は今回の会議に出席しました。会議のテーマには、如何にインフルエンザを早期に発見し、インフルエンザに対応し、関連の情報を適時に報告し、ワクチンの開発を強化するかなどが含まれますが、高病原性のH5N1型鳥インフルエンザウイルスの伝播を如何に抑制するかは最も重要な議題の一つとなっています。
FAOのディウフ事務局長は会議の前に、「これまで、国際社会は鳥インフルエンザの予防抑止の面での投入がまだまだ不足だ」と述べました。
カナダのマーティン首相も会議の前に、鳥インフルエンザ予防抑止の協力を強化するよう国際社会に呼びかけました。
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