鳥インフルエンザの感染が21日に確認されて以来、クロアチアとイギリスは22日、感染の拡大を防ぐため、それぞれ緊急措置を講じています。
クロアチア側によりますと、21日、東部の湖で6羽の野生白鳥の死骸から、H5N1型鳥インフルエンザウイルスが検出されたということです。警察はすでに、その周辺半径3キロの地域を閉鎖し、関係部門も、23日からその地域に飼育されているすべての家禽を処分することを計画しています。
また、イギリスでは21日、輸入されたオウムの死骸からH5型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたが、H5N1型かどうかはまだ不明です。EU各加盟国での感染拡大を阻止するため、EU輪番議長国を務めているイギリスは22日、鳥インフルエンザウイルスの感染が確認された国からの生鮮家禽類の輸入禁止をEUに要求しました。
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