世界で海抜が最も高く、距離の最も長い高原鉄道となる中国の青海省とチベット自治区を結ぶ「青海ーチベット鉄道」の線路敷設工事は、15日、全部終わりました。それにより、チベットには鉄道のない歴史が終わることになりました。胡錦濤国家主席はこの鉄道の全面開通に祝電を送りました。
チベットの中心地ラサで行われた祝賀式典で、黄菊副首相は、「青海ーチベット鉄道の開通はチベットと青海省の経済と社会の発展、及び中国西部地区の大開発にとっては重要な意義がある」と述べました。
青海ーチベット鉄道は、青海省の中心地青寧からチベットのラサまで伸びており、長さは1900キロを超えます。報道によりますと、この鉄道は、中国がこれまで環境保護面での投入の最も大きい鉄道ともなっています。
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