イラクの中部都市バラドで、29日夜、3件の自動車爆弾事件が連続して発生し、62人が死亡し、100人が負傷しました。
イラク内務省の関係筋は「これらの爆発事件は当日夜の6時30分から7時までの間に、いずれもバラドの商店街で発生したもので。当時、多くの市民がそこで買い物をしていた。これは明らかに計画的な犯行である」と述べました。
イラク駐留アメリカ軍が29日発表した声明によりますと、1人のアメリカ軍兵士が当日、ラマディで武装勢力との交戦で死亡しました。このほか、アメリカ軍の海兵隊5人が28日、ラマディで道端に仕掛けられた爆弾の襲撃で死亡しました。なお、2003年3月にイラク戦争が始まって以来、アメリカ軍兵士の死亡者数は既に1930人を超えています。
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