中国の中央銀行である中国人民銀行の周小川総裁は26日、ワシントン、世界のエネルギー価格の引き上げ、人民元の為替レート改革などの問題についての記者からの質問に答えました
周小川総裁は、その際、「当面の世界経済で比較的際立った問題は、エネルギー価格の暴騰と世界経済の不均衡である」と述べました。
周小川総裁はまた、人民元の為替レート問題に触れた際、「人民元の為替改革は、中国が模索しながら進めている」と述べました。
周小川総裁は更に「中国、ロシア、インド、ブラジル、南アフリカなど5ヵ国の財政相と中央銀行総裁は、招きに応じて先進諸国財政相主催の昼食会に出席し、エネルギー、貧困撲滅、世界の貿易情況および先進国の世界経済で果たすべき役割など問題を集中的に討議した」と述べました。
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