李肇星外相は、22日、ニューヨークの国連本部で行われている77カ国グループ外相会議で、発展実現の承諾について三つの提案をしました。
これについて、李肇星が外相は、「発展途上国はまず協調を強化すべきである。共同で自国の利益を守り、国際問題における参与権や影響力を高めなければならない。同時に、各国は重点を突出させなければならない。ミレニアム発展目標の実施を推し進める一方、GDP・国内総生産の0.7%を政府開発援助に充てるという目標をできるだけ早く実現するよう、先進国を促す。このほか、各国は引き続き開拓と革新を実施し、南南協力を深める必要がある」と述べました。
さらに、李肇星外相は、「発展途上国として、中国は77カ国グループの強固な協力パートナーで、『77カ国グループプラス中国』という協力モデルを非常に重視している」と強調しました。
このほか、李肇星外相は、第60回国連総会のエリアソン議長、タイのスラキアット副首相、エチオピアやイランなどの外相らとそれぞれ会見しました。
エリアソン議長との会見で、李肇星外相は、「国連首脳会議が採択した成果文書は改革問題における大多数の国の共通認識を反映し、国連の今後の事業のために位置づけした」と評価した上で、今回の総会は発展問題を重点に置くべきだとの見解を示しました。
これを受けて、エリアソン議長は、「成果文書の実施のために、中国を含めた各加盟国と一緒に努力し、積極的に国連改革を推し進めていく」と強調しました。
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