ニューヨークで第60回国連総会一般討論に出席している中国の李肇星外相は19日、アナン事務総長やイギリス、フランスなど国の外相とそれぞれ会見しました。
アナン事務総長と会見した際、李肇星外相は、国連改革の中で発展途上国の代表性を強めるという中国の立場を改めて強調すると同時に、「現在、各方面は首脳会議の成果文書を一日も早く実施すべきである」と述べました。
アナン事務総長は、国際社会が発展途上国の発展を支持することを推し進める面で中国が果たした役割に賞賛の意を表しました。同時に、「成果文書は国連改革を推し進める基礎で、多くのことは実施過程で更に討議する必要がある」と指摘しました。
同日、李肇星外相はまた、イギリスのストロー外相やフランスのドストブラジ外相、イスラエルのシャロム外相らとそれぞれ会見し、リオグループ加盟国の外相と第15回政治的対話を行いました。
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